まだまだ厳しい寒さが続く毎日ですが、先日小さな春を見かけました。それはメジロ! 何かおいしそうなものがあるのか、3羽のメジロが歩道の植え込みをあちこちつついていました。
車も人もひっきりなしに通っている場所ですが、意外に平気なんですね笑 かわいい姿に癒されました♪
さて、不妊検査のご紹介第4弾の今回は、検査と手術を兼ねている子宮鏡検査について。
子宮鏡検査は、子宮内に内視鏡を挿入して子宮内壁の状態を観察する検査です。
一般検査で行う超音波(エコー)検査の際に子宮内膜ポリープや子宮筋腫があると分かった場合、さらに詳細に検査するために行います。
ポリープや筋腫が小さかったり、筋腫が子宮の外に張り出すタイプであればこの検査は受けないことが多いのですが、ある程度の大きさだったり受精卵が着床しやすい場所にある場合は切除するのが基本的な考えです。
専門医によると受精卵が着床する可能性が高い場所というのがあるそうで、その位置にポリープや筋腫があれば処置をするほうが妊娠率は上がるのだとか。
検査に適している時期は、生理が終わりかけの頃から終わって数日の間、つまり生理周期の5~10日めあたりです。
なぜかというと、排卵後は子宮内膜が厚くなってきて処置が難しくなるから。
不要だった子宮内膜を排出し終わるこの時期は子宮内がすっきりしていてポリープや筋腫が見えやすく処置しやすい状態なんですね。
ポリープや筋腫の大きさ・個数にもよりますが、検査+切除は30分程度で終わります。
検査中はモニターで自分の子宮の中を確認することもできますよ。
注意点は術後の過ごし方。切除後は処置部分に傷がついている状態になっていて出血が見られることもあるので、性交渉は数日間は控えましょう。