円錐切除手術は妊娠や不妊と関係あるの?

こんにちは、女性の健康な体づくりをサポートするSaffron(サフラン)です。

お盆が終わり、今日から日常の生活に戻られた方が多いのではないでしょうか。この週末は少し涼しいようですので体調を崩さないようゆっくり過ごしたいですね。

11_01さて、今回は子宮頸がんと不妊の関係について。

私自身どちらも経験があり、担当医に関連性を指摘されたことがあります。

子宮頸がん、もしくは不妊に悩まれている方にとって、ひとつのケースとして参考になるかもしれませんので紹介しますね。

子宮頸がんは子宮の入口である頸部にがん細胞ができる疾患です。

子宮頸部は言い換えると膣と子宮腔とをつなげている子宮頚管のこと。

排卵期になると、精子が子宮の中に入りやすいよう子宮頚管粘液というアルカリ性の粘液を分泌します。

子宮頸がんの初期は円錐切除手術という除去手術で完治をめざすのですが、この手術は子宮頚管を切除するものなので、術後は正常な人よりも子宮頚管が短い状態になるんですね。

私が円錐切除手術を受けた時は独身で妊娠の予定がなかったこともあり、将来の妊娠のリスクについては特に説明されませんでした。

しかし結婚後にクリニックで検査を受けた時に、円錐切除手術と不妊の関連性を次のように説明されました。

円錐切除手術で子宮頚管が短くなっているので、子宮頚管粘液の分泌量も正常な人より相対的に少ない。

そのため精子が子宮内にスムーズに進入する確率も下がることになる。

こういうケースは、男性側に不妊原因がなければ(=精子の量や運動率が正常であれば)あまり問題ではないようですが、もし男性側にも不妊原因があれば自然妊娠が難しくなることも珍しくないそうです。

女性が円錐切除手術を受けていて、男性に不妊原因がある場合は自己流のタイミング法はなかなか結果が出ない可能性が高いようです。

また、円錐切除手術の影響は妊娠をめざす時だけではありません。

私は不妊治療の末に双子を授かりましたが、子宮頚管が短いことで流早産のリスクが妊娠期間中常にありました。

一般的には安定期であるはずの5ヶ月に入ったところですでに子宮口が開きかけていたという最大のピンチもありました。

結局子宮頚管を縛る手術を受けたのですが、切除している上に子どもたちの重みで頚管の長さがかなり短くなっていたためかなり特殊な方法で縛ってもらいました。

(術後に担当医から「あなたの場合縛れてよかったとしか言えない」と言われました…笑)

手術で切除する範囲によって子宮頚管はかなり短くなってしまいますから、妊娠することだけでなく妊娠した後においてもさまざまなリスクが起こる可能性があるというのが現実です。

もちろん子宮頸がんを放置しておくことはできませんから、不妊になるリスクより円錐切除手術での完治をめざすのが妥当です。

しかし手術を受けた時点で不妊につながりやすい要因を一つ持ったということを手術した本人がきちんと自覚しておくことが大切。

その後のライフプランに関わってくることですから。




 

 


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